基本的には個人でも試験できる項目を確認し、これらを満足すれば
殆ど問題ないであろうという状態に持って行くこととする。
最終的にはロケットの打上げ機関が指定する試験項目を実施し
合格する必要がありますが、この試験を最低限の回数(1回もしくは数回)
に抑えることで、試験に掛かる手間を最低限に抑えることが出来るはずである。
よって、ここで行う試験の立ち位置は
打上げ機関の要求仕様≦ここで行う試験≦MIL Spec
となる。
大抵の場合、試験に掛けられるコスト(期間、人員、費用)は限られたものになるので
最小限の台数で、うまく試験を組み合わせて効率良く行うことが求められる。
基本的な考えは、機体を破壊しない試験から順に実施して行き、最後に破壊を伴う試験を
実施する。
参考例を以下に示す。
・環境試験のMIL SpecはMIL-STD-810を参照のこと