状況:作成
期間:2011/04/30 ~ 2011/04/06
所属:技術
報告者:KY
【件名:報告内容】
試験:
試験基準書の放射線試験を作成中。
ネギ振り機構:
コイルの構造検討中。
電源
ソーラーパネルは太陽電池と言われますが、電池というよりは電位差発生器と言った方が
実際のイメージに近いような気がします。効率良く使おうとするならば、可能な限り直列にして
高電圧にして、そこから降圧してやるのが常道でしょう。しかし、パネル製造段階で直列に
するには特殊仕様としてメーカに依頼する必要があり、とても高いものになってしまいます。
かと言って自分で配線したら、不良原因の温床になる恐れがあります。
よってCubeSatにおいてはパネルの電圧は3~12V程度にし、昇圧か降圧するのが、コストも
安く、信頼性も高いのではないでしょうか?(エネルギー効率は良くないが)
今考えているのは、3~3.3Vのパネルを1枚か2枚並列です。これだと最大電力点が
2V後半になるので、これを昇圧すれば、どのバッテリも昇圧で充電できます。
イチオシはLT3652 パワートラッキング2Aバッテリチャージャですが
http://www.linear-tech.co.jp/product/LT3652
入力が4.95Vからとなっており、微妙に厳しいです。
次点はLTC3105 - 最大電力点制御と250mVでの起動を特長とする400mA 昇圧DC/DC
コンバータ
http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC3105
ですが、バッテリチャージャ機能が付いてないので別途検討する必要があります。
(LTC3105で3V出力が一番有力)
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