1999年にスタンフォード大学のトィッグス教授がUSSS(日米合同の大学宇宙システム
シンポジウム)の講演で10cm角の人工衛星を提案したのが事のはじまりである。
箱に無線機を入れて宇宙に上げたら、それは人工衛星である、というわかりやすい提案が
多くの大学生の心を惹きつけたようであった。
カリフォルニア州立大学群(CSU)のカリフォルニア理工州立大学のCubesatの
サイト(http://www.cubesat.org/)にてCubesatの仕様が公開されている。
#DocumentsタブのInformationにあるCubesat Design Specificationsが仕様書本体になる
必ずしもCubesatの仕様の通りに作らなければならないわけではないが
現在、実現可能の人工衛星の中で、最も小さいサイズの仕様なので
それに従うのが無難である。
なぜならば、小さいサイズを大きいサイズに変更することは可能だが
逆は大抵の場合、大きな困難が伴うからである。