【履歴】

登録日/内容/備考

2011.06.18/新規作成/無し

【目的】

太陽電池モジュールの出力電圧・出力電流の温度係数を測定する。

【試験方法】

C 8916又は C 8937を基に試験を実施する。
指定の温度を維持できる装置にモジュールをセットし
ハロゲンランプを照射してFig.1に示す回路を用いて測定する。
(ソーラシュミレータが使用できる場合は、ソーラシュミレータを用いる)
各指定の測定温度下で短絡電流及び開放電圧を測定し、それらを温度の関数
としてプロットし最小自乗法で直線近似する。
これらの直線の傾きを、太陽電池モジュールの出力電流の温度係数αc
及び出力電圧の温度係数βcとし、A/℃及びB/℃で表す。
太陽電池モジュールの出力電流及び出力電圧の温度係数α及びβは次式より算出する。
α=Np・αc
β=Ns・βc
ここにNp:モジュール内の並列接続セル数
     Np:モジュール内の直列接続セル数

【試験条件】

・試験台数:3~9枚
・照射装置:ハロゲンランプ(モジュール表面:1330W/m^2及び1000W/m^2)
・測定温度:70、60、50、40、30℃

【判定基準】

・衛星の要求仕様を満足すること