【履歴】

登録日/内容/備考

2011.01.21/新規作成/無し

【目的】

切り離し時の爆発ボルトで発生する衝撃の影響を確認する。

【試験方法】

JIS C60068-2-27を基に衝撃試験機を用いて試験を実施する。
試験は試験機体の互い直行する3軸の各軸の両方向に各々
3回ずつ(合計18回)の衝撃を加える。

【試験条件】

・試験台数:1台
・取付方法:JIS C 60068-2-47に基に取付けを行う
・パルス波形:台形波パルス(Fig.1)
・ピーク加速度(A):1000m/s^2
・公称パルスの作用時間(D):6ms
・速度変化(ΔV):台形波(ΔV=0.9ADX10^-3):5.4m/s
・低域遮断周波数f1:1Hz(Fig.2)

・低域遮断周波数f2:4Hz(Fig.2)
・高域遮断周波数f3:2Hz(Fig.2)
・レスポンスが+1dbを超えることが許される下限周波数:4kHz(Fig.2)

Fig.1 台形波パルス
Fig.1 台形波パルス
Fig.2 計測装置の周波数特性
Fig.2 計測装置の周波数特性

【判定基準】

・性能機能試験に合格すること
・外観に損傷が見られないこと
・ネジ緩みがないこと

【備考】

・M-Vロケットの高周波衝撃試験の環境条件は400G以上であるので

 搭載ロケットにより条件変更を適宜行うこと。 

・ショックスペクトラムで規定できる場合はそちらを用いる。

・小型衛星の場合は音響圧力の影響は小さいので考慮しなくて良い。